MacBook Pro M2でJupyterLabを外付けSSDにインストールする手順は以下の通りです。
- ターミナルを開きます。
- 外付けSSDをMacに接続し、マウントされていることを確認します。
- ターミナルで外付けSSDのディレクトリに移動します。例えば、外付けSSDが”/Volumes/MyExternalSSD”にマウントされている場合は、以下のコマンドを実行します。
cd /Volumes/MyExternalSSD
- 必要に応じて、JupyterLab用の新しいディレクトリを作成します。
mkdir JupyterLab
cd JupyterLab
- 仮想環境を作成します。
python3 -m venv jupyterlab_env
- 仮想環境をアクティベートします。
source jupyterlab_env/bin/activate
- JupyterLabをインストールします。
pip install jupyterlab
- JupyterLabを起動します。
jupyter lab
- ブラウザが自動的に開き、JupyterLabのインターフェースが表示されます。
- 作業が終了したら、JupyterLabを停止し、仮想環境を非アクティブ化します。
Ctrl + C (JupyterLabを停止) deactivate
これで、外付けSSDにJupyterLabがインストールされ、使用できるようになります。データと設定は外付けSSDに保存されるため、複数のマシン間で同じ環境を簡単に共有できます。
注意: 外付けSSDを別のマシンで使用する場合は、そのマシン上でも同じPythonバージョンが利用可能であることを確認してください。
WARNING: You are using pip version 21.2.4; however, version 24.0 is available.
You should consider upgrading via the ‘/Volumes/ExtremeSSD/project/JupyterLab/jupyterlab\_env/bin/python3 -m pip install –upgrade pip’ command.
Warningメッセージは、現在使用しているpipのバージョンが古く、新しいバージョンが利用可能であることを示しています。新しいバージョンには、バグ修正や新機能、セキュリティ改善などが含まれている可能性があります。
メッセージに従って、以下のコマンドを実行することでpipをアップグレードできます。
/Volumes/ExtremeSSD/project/JupyterLab/jupyterlab_env/bin/python3 -m pip install --upgrade pip
このコマンドは、仮想環境内のpipを最新バージョンにアップグレードします。
アップグレード後、pipのバージョンを確認するには、以下のコマンドを実行します。
pip --version
これで、最新バージョンのpipが仮想環境内で使用されるようになります。
ただし、pipをアップグレードする前に、現在の環境で問題が発生しないことを確認することをお勧めします。まれに、新しいバージョンのpipが既存のパッケージとの互換性問題を引き起こす可能性があります。問題が発生した場合は、pipを以前のバージョンにダウングレードすることもできます。
pip でインストール一覧って見れますか?
はい、pipでインストールされているパッケージの一覧を表示することができます。以下のコマンドを使用します。
- 仮想環境がアクティブな場合:
pip list
- 仮想環境が非アクティブな場合:
/Volumes/ExtremeSSD/project/JupyterLab/jupyterlab_env/bin/python3 -m pip list
これらのコマンドを実行すると、現在の環境にインストールされているすべてのパッケージとそのバージョンが一覧で表示されます。
出力例:
Package Version
--------------- -------
jupyterlab 3.0.14
pip 21.2.4
setuptools 56.0.0
wheel 0.36.2
さらに、pip freeze
コマンドを使用すると、インストールされているパッケージとそのバージョンをrequirements.txt
ファイルの形式で出力できます。
pip freeze > requirements.txt
このrequirements.txt
ファイルは、他の環境で同じパッケージとバージョンをインストールするために使用できます。
pip install -r requirements.txt
これにより、異なる環境間で一貫したパッケージ構成を維持することができます。