分散共有台帳(Distributed Shared Ledger
分散台帳/Shared Ledger/Distributed Ledger)
を管理する技術
「Ledger(台帳)」が理解への鍵
Ledger(台帳):System of Records
Transaction(取引):Ledger上でのAsset(資産)のやり取り
Contract(取り決め、契約):Transactionを実行する条件
「集中から分散へ」
台帳管理を非集中化する
各種取引の時間的金銭的コストを抑える
脆弱性などのリスクを低減することが可能
適用分野
証券取引
決済後処理
証券発行
その他付随業務
貿易金融
輸出入
多通貨取引
金融サービス
シンジケートローン
与信管理
個人向け銀行業務
国際送金(例:Stellar)
担保を用いた貸借契約
公的記録
不動産登記
車両登録(その他カーリースなどにも応用可能)
業務提携、所有証明、公正証書など
その他、一般
監査証跡
IoT
オンラインゲームのアイテムやポイント管理
Private・Public
機密性の高い内部記録、内部台帳
一部管理者を含んだコンソーシアム型共有台帳
より広い範囲での情報資産共有(例:The DAO)
多参加者による共有台帳
Blockchainの適さない分野
大量・高速な取引(オンライントレードそのものなど)
規模が小さいもの
銀行取引におけるACID性が求められるトランザクション処理など(従来のRDBMSが適しているもの)
Atomic(原子性)、Consistent(一貫性)、Isolated(独立性)、Durable(永続性)
業務処理
分散台帳
合意形成
暗号化技術