- イスラエルの民の苦難 (1-2章)
- エジプトの新しい王が、イスラエルの民を奴隷化
- 男児殺害の命令と、モーセの誕生・救出
- モーセは王女に育てられる
- モーセの召命 (3-4章)
- 燃える柴の中から神がモーセに語りかける
- モーセは民を導く指導者として召される
- 「わたしはある。わたしはあるという者である」という神の啓示
- 十の災い (7-11章)
エジプトに下された災い:
- ナイル川の水が血に変わる
- カエル、ぶよ、あぶの大量発生
- 家畜の死、腫物、雹
- いなご、暗闇
- 長子の死
- 過越祭と出エジプト (12-15章)
- 最初の過越祭の制定
- イスラエルの民の脱出
- 紅海の分断と渡河
- エジプト軍の壊滅
- 荒野の旅 (16-18章)
- マナとうずらの供給
- 岩から水が湧き出る奇跡
- アマレク人との戦い
- シナイ契約 (19-24章)
- シナイ山での神との出会い
- 十戒の授与
- 契約の儀式と法の制定
- 幕屋の設計と建設 (25-40章)
- 幕屋の詳細な設計図
- 金の子牛事件と契約の更新
- 幕屋の完成と神の栄光の臨在
出エジプト記の主要なテーマ:
- 解放と救済
- 奴隷からの解放
- 神の民としての identity の確立
- 契約関係
- 神とイスラエルの民との契約
- 律法による生活の規定
- 神の臨在
- 柱の雲と火による導き
- 幕屋における神の臨在
出エジプト記は、イスラエルの民の国家としての形成、神との特別な契約関係の確立、そして礼拝の体系の確立を描く重要な書です。これらの出来事は、ユダヤ教とキリスト教の信仰の根幹となる出来事として理解されています。